花粉症のこの時期、くしゃみや咳で胸や背中が硬くなったり、スッキリしなくてダル重くなっていませんか。
これは肋骨の間を結んでいる肋間筋が固まりやすいからです。
肋間筋は呼吸運動に大きな役割をする筋肉です。この肋間筋が固くなっていると呼吸が浅くなるばかりか、猫背や巻き肩など姿勢にも大きく関係します。
胸を大きく広げるストレッチで肋間筋の働きを良くしておきましょう。
YouTube動画はこちらから
バスタオルで肋間筋ストレッチ
バスタオルをくるくる巻いて筒のようにします。
背中の下に丸めたバスタオルを敷いてあお向けになります。肩甲骨の下部にバスタオルをセットしてください。両膝は曲げて、腰幅に開いて安定させます。
膝を曲げたまま両腕を伸ばして頭の上に置きます。この時手のひらは上に向けましょう。硬い人は手の甲が床につかなくても構いません。
ゆっくり息を吐きながら30秒間キープしましょう。
注意
腰が反ってしまうと肋間筋のストレッチにならないので、バスタオルは肩甲骨より下の位置にならないように注意しましょう。膝も伸ばすと腰が反るので立てておきましょう。
バスタオルの代わりにストレッチポールを横向きに使っても同様の効果があります。
壁で肋間筋ストレッチ
壁の前に立ち、足を腰幅に開きます。顔の高さに両手をついて肘を伸ばします。この時、体がまっすぐな位置になるように壁との距離を調整しましょう。
壁に体重をかけて背中を反らせます。両膝をほんの少し曲げて、腰が反りすぎないように注意して力を抜きましょう。ゆっくり息を吐きながらストレッチしましょう。
30秒間キープしましょう。
最後に
今回のストレッチは呼吸筋である肋間筋のストレッチなの大きな息をゆっくり吐きながら行うのが効果的です。ストレッチしている間はこの呼吸を数回繰り返しましょう。
コメント