一日の激務から解放された寝る前のひと時。疲れたまま寝てしまっては疲労が積み重なるばかりになってしまいます。寝る前は副交感神経の働きを高めるため、ゆっくりリラックスした静的ストレッチで筋肉をやさしく伸ばしましょう。
YouTube動画はこちらから
太ももの前面のストレッチ
あお向けになり片方の膝を曲げて脚を折りたたみます。反対の足のかかとを膝の上に乗せた重みで太ももの前側を伸ばします。同時に太ももが伸ばされている側の腕を頭の方に上げ、反対の手で引っ張りましょう。
ゆっくりと30秒間リラックスして引っ張りましょう。反対側も同様に行います。
太ももの後面のストレッチ
あお向けになり膝を立てます。片足のふくらはぎを両手で頭の方に引き上げましょう。この時膝は曲がっていても大丈夫です。
気持ちの良いところで30秒間キープしましょう。反対側も同様に行いましょう。
お尻のストレッチ
膝を立てて座り、両手を体の後方に置き安定させます。片脚の膝を立て、膝の上に反対の足首を乗せて、曲げた膝を引き寄せましょう。
お尻に気持ち良い刺激がくるところで30秒間キープします。反対側も同様に行いましょう。
肩のストレッチ
イスに座ったまま、片手の甲を腰に当て、反対の手で肘をつかんで引き寄せましょう。同時に首を引っ張られている腕と反対方向に傾けましょう。
背中を伸ばして胸を張って30秒間キープしてください。反対側も同時に行いましょう。
首のストレッチ
背もたれのないイスに座って、両手を背中の後ろで組みます。肩甲骨を引き寄せながら腕を斜め下に伸ばしていきましょう。胸を張り、同時に首を横に倒しましょう。
30秒間キープしましょう。反対側も同様に。
最後に
寝る前や、リラックスさせたい時のストレッチはきつく行わないようにしましょう。力が入り、交感神経が緊張すると体自体が興奮状態となり、眠りの質が悪くなります。やさしく、30秒ぐらい時間をかけて行うのがコツです。今回のストレッチでは複数の筋肉を同時に伸ばしているので、これだけで全身のケアができますよ!
コメント