2020.7.3 更新
ランナーの皆さん、レース前にはちゃんとウォーミングアップをしていますか?
レース前だけでなく、スピードランやインターバル走など体に負荷をかけるランニングの時は必ずウォーミングアップをしてくださいね!
序盤にスピードが上がらない。身体が動かない。こういった状態はウォーミングアップ不足からきているかもしれません。
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なぜウォーミングアップをしないといけないの?
ウォーミングアップで大切なキーワードは「血流」です。血液は全身の筋肉に酸素を運ぶ役割があります。運ばれた酸素は筋肉の細胞内で糖を解糖することによって、ランニングに必要なエネルギーを作ります。
つまりウォーミングアップの目的は心拍数を上げて、血流を促進させ、酸素が筋肉に運ばれやすい状態を作ります。少しでも良いタイムを狙うならば、最初から筋肉を動かせる、使える状態にしておくことは大切なことです。そして、ウォーミングアップを行うと、凝り固まった筋肉をほぐし、怪我の予防になります。柔軟性もアップし関節可動域も大きくなり、筋収縮速度も高まるので最大限実力を出すためにはウォーミングアップは大切なことです。
何をすればいいの?

軽いジョグや動的ストレッチがいいですよ!
ジョギングはわかるとしても、動的ストレッチって・・・何?
動的ストレッチの代表例はラジオ体操です。
ラジオ体操は動きの中で反動をつけることで筋肉に刺激を与え、心拍を上げて筋肉の可動性を高めることができます。幅広い年代の方ができるようにプログラムが組まれているので、だれでも、どんなスポーツでも効果を実感することができますよ!
動的ストレッチと静的ストレッチの違いは?
動的ストレッチと静的ストレッチは内容も目的も大きく違います!
動的ストレッチ
ラジオ体操などの動的ストレッチは運動前の準備運動の意味合いが強いです。筋肉のパフォーマンスをすぐに出せるように筋肉の柔軟性を高め、身体を温めて体温を上昇させた状態にします。ラジオ体操のすべてをする必要はありません。弱い部位や気になるところ、走りに関係のある部分だけで良いです。準備運動なので疲れるまでしないでくださいね!
静的ストレッチ
一般に言われるストレッチは静的ストレッチのことを指します。静的ストレッチは筋肉と関節の可動性を高めます。運動によって酷使された筋肉や関節はそのままにしておくと、筋肉は強くなる一方で可動性が低下していきます。また、運動によって身体に溜まった乳酸などの老廃物を流す働きがあります。静的ストレッチは運動後に行ってくださいね!
ランニングの前にはウォーミングアップを習慣づけましょう!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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