巻き肩は「肩が内側に巻き込んだ状態になり、左右の肩を結ぶ横のラインが丸まっていること」をいいます。 これはスマホやPCなどを長時間見続けたり、横向きに寝る癖がついて、肩の関節が内側に向いて固まってしまっている状態です。
巻き肩になると姿勢が悪く見えるだけでなく、体のさまざまな不調を引き起こす可原因になります。巻き肩のセルフチェック・改善方法を知っておきましょう。
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巻き肩のチェックとエクササイズ
セルフチェック
足を肩幅に開いて立ち、その状態でバンザイをしましょう。
腕をまっすぐ平行に伸ばし、限界まで後ろに倒し、その位置をチェックします。
腕が耳より後ろに行かなかったら巻き肩の可能性があります!
巻き肩改善エクササイズ
肩回し
片手の肘を曲げて肩の先に指を当てます。肩甲骨を引き寄せるように後ろへ持っていきます。脇の下から胸に反対側の手で押さえます。後ろに引き寄せた肩を前へ振りかぶるように回すと、しっかりと肩甲骨を動かすことができます 。肘を大きく回すイメージで行いましょう。
10回回したら反対の肩も同様に回します。
背中の前後
両足を肩幅に開き、両手をお尻の後ろで組みます。顔を斜め上に向けて、肘を伸ばし、胸を張った姿勢になります。
次に上体を丸く前に倒し、両手を上に引き上げます。
この動きを20回繰り返しましょう。
肩の外旋
床に座り両手を後方に置き、足を肩幅に開いて膝を立てます。
お尻を引き上げて肩から膝まで一直線にします。この状態で2秒キープしたら下ろします。これを20回繰り返しましょう。
一直線にしたとき肩が外旋して胸が開くのを意識して行いましょう。
最後に
巻き肩は猫背と混同されやすいですが別のものです。縦に背骨が丸くなるのが猫背です。巻き肩は肩の横のラインが丸くなります。猫背、巻き肩の両方になっている方も多いので、しっかりチェックして改善しましょう!
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