ストレッチは筋肉をゆっくりと伸ばします。固まった筋肉がほぐれて伸びるようになると、関節の可動域が大きくなり、柔軟性が高まります。筋肉がよく伸びて動くと、筋肉内に張り巡らされた毛細血管に酸素や栄養が行き渡りやすくなります。全身の血行がよくなり、酸素や栄養が全身に行き渡ることで、冷え性改善だけでなく、老廃物の排出が促進されたり、疲労の回復やむくみ、肩こり、腰痛の改善、動脈硬化の予防も期待されます。寒くなってきたこの時期、ストレッチで体に血液をめぐらせましょう。
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僧帽筋のストレッチ
足を腰幅に開き、体をまっすぐにして立ちます。両手を横にだらっと垂らし、力を抜いて首を横に倒します。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行いましょう。
前腕屈筋群のストレッチ
手を胸の前にまっすぐに伸ばし、手のひらを上にしましょう。反対の手で親指以外の指をつかみ、引き寄せましょう。この時、伸ばされる側の腕の肘が曲がらないように注意してください。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行いましょう。
三角筋のストレッチ
手を胸の前にまっすぐに伸ばし、手のひらを 縦にして、指を開きます。反対の腕の肘を曲げて伸ばした腕を引っ掛けて引き寄せましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行いましょう。
上腕三頭筋のストレッチ
腕を上げて、頭の後ろで肘を曲げて下に垂らします。反対の手で肘をつかみ、斜め後ろに引きましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行いましょう。
菱形筋のストレッチ
両手を組んで前にまっすぐ伸ばします。背中を丸く、肩甲骨が開くように伸ばしていきましょう。
20秒間キープしましょう。
大胸筋のストレッチ
両手を腰の後ろで組みます。手を後方に引いて、顔を天井に向け背中を反らせましょう。
20秒間キープしましょう。
広背筋のストレッチ
足を大きく開き、背中を伸ばして片側の腕をまっすぐに上に伸ばします。この時、手の指を伸ばして広げておきます。反対の手を骨盤に当て、上体を横に倒しましょう。
20秒間キープしましょう。反対側も同様に行いましょう。
最後に
いかがでしたか?今回のストレッチは筋肉だけでなく、血管を伸ばして血流速度を上げる効果のあるストレッチです。末梢の循環が悪く、冷房病や冷えやすい方は今の時期から続けて血流を良くしていきましょう。
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