「肩まわりがガチガチでツラい」と悩んでいませんか? そこでおすすめなのが「動的ストレッチ」です。胸や背中、腕と連動する肩甲骨は、上半身のしなやかな動きや正しい姿勢をキープするために重要な場所。大切な肩甲骨まわりがガチガチにこり固まった人でもラクに、気持ちよくなれるための動的ストレッチです。
動的ストレッチは本来、運動前のウォーミングアップとして動かしますが、今回は、気づいたときにいつでもできる肩こりの体操としてしてみてください。
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腕の開閉
肩甲骨を寄せて離してをイメージしてください。
脚をそろえて立ち、背中を伸ばしておきます。顔の前で手のひらを合わせて、肘を肩の高さでくっつけましょう。
腕を真横に開いて手のひらを外に向け、胸が開くように動かしましょう。この時、背中が丸くなると肩甲骨が引き寄せられないので、背すじをしっかりと伸ばしてください。
20回繰り返しましょう。
肘の上下
肩甲骨の内側を軸に上下に回転するようにイメージしましょう。
脚を腰幅で立ち、手のひらを正面に向けて、指を開き、腕を高く伸ばします。肩甲骨がぐっと上がるようにイメージしてください。
肩甲骨を寄せながら肘を曲げ、下に動かしましょう。
20回繰り返しましょう。
腕の上下
肩甲骨が前後に動くのを意識してください。
脚を腰幅で立ち、額の前とお腹の前で腕を平行にします。この時、上下の手のひらが向き合うようにしましょう。
腕を床に平行にしたまま腕の上下が逆になるように入れ替えましょう。手先ではなく肩から動かすように意識してください。
20回繰り返しましょう。
腕の回転
足を腰幅に開いて立ち、片手を腕をまっすぐ伸ばして天井に向かって回転させます。後方から前に、水泳のクロールのように動かします。肩甲骨から動くように意識しましょう。
片手を10回回したら、背泳ぎのように反対に10回動かしましょう。反対の手も同様に行います。
最後に
肩甲骨は鎖骨と連結しているので、ゲームやスマホ、あるいはデスクワークや勉強など背中を丸くする姿勢が続くと肩甲骨は外側に引っ張られていきます。動的ストレッチで肩甲骨を中央に寄せて正しい位置に戻すことで、肩こりや背中のハリがラクになるのです。
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