むくみとは
帰宅するころになると足が重だるくなる。履いている靴がきつい。靴下やストッキングを脱いだら輪っかの形にくぼんでいる。
このようなふくらはぎが張ってパンパンになるむくみ。
むくみは体に余計な水分、老廃物がたまった状態です。つまり、毛細血管から細胞に流れ出る水分が多くなったり、リンパ管や毛細血管に水分が吸収されなくなるために起こります。本来、体の水分は毛細血管を通じて行き来します。その過程で細胞のすみずみまで栄養を届けたり、老廃物を細胞から取り除いたりします。
しかし、血液循環が悪くなったり、冷えたりすることで、体内の水分バランスが崩れて細胞と細胞の間に余計な水分が溜まり、むくみになります。
YouTube動画はこちらから

むくみの解消
一過性のむくみは病気からくるものではなく、女性特有の体質であったり、冷えや運動不足などの生活習慣が原因になることが多いです。
なかでも脚への血液循環を悪くしないことが大切です。
脚は体の下の方にあり、重力の関係で足に送られた血液は心臓に送り返すためには多くのポンプの力が必要です。このポンプとなるのがふくらはぎの筋肉です。
ふくらはぎの筋ポンプ作用と静脈の逆流防止弁の働きによって血液を心臓に戻しています。
しかし、歩くことが少なったり、立ちっぱなしであったり、体をあまり動かさないでいると、ふくらはぎの筋肉を使うことが少なく、筋ポンプが働かず足の血液の循環が悪くなります。それを解消するためにウォーキングやエクササイズなど足を積極的に動かして、ふくらはぎの筋肉を鍛えることが大切です。
また、むくみやすい人は食事面での注意が必要です。塩分をとりすぎると、それを薄めるための水分が多く必要になり、体の塩分濃度を一定にするため水分を多くため込もうとする体の働きが起こります。
YouTube動画はこちらから


コメント