2018.8.9 更新
足底筋膜炎の予防
ランナーにとって厄介な足の裏の痛み。
足を踏み出した時や走った時に痛い場合、足底筋膜炎の疑いがあります。
足の裏のアーチをテーピングで補強することによって痛みを抑えたり、予防することもできますよ!
足の裏のアーチ
縦のアーチ
偏平足や足の疲労などでこのアーチが少なくなっているとアーチの高さが維持できません。
そうなると、衝撃が吸収できずに足底だけでなく膝や股関節などにも悪影響を及ぼします。
横のアーチ
縦のアーチばかり目が行きやすいですが、この横アーチが崩れると衝撃が吸収できないばかりか、足底腱膜炎だけでなくモートン病や中足骨骨頭痛の原因になります。
足裏のテーピング
縦のアーチ、横のアーチが少なくなっていないか足の裏をよく観察してください。
テーピングは少なくなっているアーチを補強するために貼ります。
縦アーチのテーピング
伸縮性のテーピングを用意します。
キネシオテープ等の名称でスポーツ用品店などで販売されていますよ!
橋本接骨院ではGONTEXマルチカラーテーピングを使用しています。橋本接骨院でも販売しています。
今回はわかりやすいようにテープを色分けしています。
5㎝幅のテーピングを20㎝の長さにカットします。
1本だけ15㎝の切り込みを入れています。
角を丸く切っておくとはがれにくく、数日間貼ったままにできますよ!
今回の縦アーチのテーピングはできるだけ足の裏・指を反らした状態で貼ります。
切れ込みを入れたテープから貼ります。
切れ込みの一方を親指の付け根から、もう一方を中指の付け根から貼りはじめ、かかとまで貼ります。
このときテープは引っ張りながら貼って下さい。
足の指にかからないように注意してくださいね!
次に足の親指の付け根の内側からかかとの内側に引っ張りながら貼ります。
シューズの外側がすり減りやすい方、走っているときに足先が外側を向いている方は少し強めに引っ張って貼りましょう。
先に貼ったテープと重なっても構いません。
次に足の小指の付け根の外側からかかとの外側に少し引っ張りながら貼ります。
テープが長すぎたら、かかとを越えて反対側に回しても構いません。
走っている時に足先が内側を向いている、X脚の方、シューズの内側がすり減りやすい方は少し強めに引っ張って下さい。
これで縦アーチのテーピング完成です。
横アーチのテーピング
5㎝幅、長さ50㎝の伸縮性テーピングを1本用意します。
シューズの内側と外側でどちらがすり減りやすいかを確認します。
今回の貼り方はシューズの内側がすり減りやすい方の貼り方です。
シューズの外側がすり減りやすい人は薬指と小指間から親指側に向けて貼って下さい。
親指と人差し指の付け根の間から貼り始めます。
小指の付け根の出っ張りよりほんの少し足首側に斜めに貼ります。
ここは引っ張らずに貼りましょう。
足の裏側を横切りながら貼ります。
この裏側は引っ張りながら貼って下さい。
親指の付け根の出っ張りの足首側がテープの中心になるように貼ります。
足の甲を横切り、小指付け根の出っ張りの指先側をテープの中心が通るように貼ります。
足の甲側はテープは引っ張らないでくださいね。
テープの残った部分を足の裏まで貼り付け完成です。
これで足裏の横アーチを保持して重心が外側にかかりやすくなります。
重心を内側にかかるようにしたい人は小指と薬指の間から親指に向けて、つまり逆方向に貼って下さいね。
橋本接骨院では自宅で出来るテーピングの貼り方も指導しています。
貼り方がわかりにくい方、重心がわからない方、気軽にお尋ねくださいね。
足底筋膜炎はテーピングやストレッチだけでなく、電気治療や手技施術などと併用した方が効果的です。
足の裏に痛みや違和感がある方はこじらせる前に施術に来てくださいね!!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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℡ 079-298-2541
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