花粉症のこの時期、ランニングは辛いですね。
私は花粉症歴15年になります。
今日のように花粉のひどい日はマスクをつけて走ることもありますが、すぐ吐く息がマスクにこもりベチャベチャになってしまい、快適に走ることが出来ません。
マスクをつけて走ると呼吸も苦しい。しかし、これはトレーニングになるのではないか!
心肺機能を高めるためにアスリートは高地トレーニングをしていますよね。
もしかして、マスクをつけて走ると高地トレーニングと同じ効果が期待できるかも!
残念ながらマスクをつけてのランニングでは心肺機能の強化はさほど期待できません!
高地トレーニング
高度が高いところでは気圧と酸素濃度が低下します。
身体の中ではヘモグロビンに含まれる酸素の量も低下します。
人体は酸欠状態になると赤血球数を増加させようとする反応が起こります。
結果、赤血球が増えると酸素を運ぶ能力がアップします。
このメカニズムで心肺機能を向上させるのが高地トレーニングです。
マスクをつけてランニングをすると・・・
マスクを介して入っていく空気の量は減少します。
しかし、酸素濃度は変化していません!
残念!トレーニング効果はないです!
でも、マスクをつけていると空気を取り込む筋肉でもある横隔膜はほんの少し鍛えられるかも?
横隔膜を鍛えると・・・
横隔膜を動かすことによって肺を伸展させ空気を肺に取り込みます。
この横隔膜を鍛えると呼吸が乱れにくくなります。
マスクをつけて走ることは横隔膜などの呼吸筋にも少しは負荷がかかります。
ただし効率的に横隔膜を鍛えるにはダッシュ走やスピード走など息が上がる練習や別のトレーニングをしたほうが良さそうですね!
結論。マスクをつけて走ることには花粉対策以外の意味はなさそうです!
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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