足関節捻挫の簡単テーピング
足首を捻挫する時、大部分は足首を内側に捻ってケガをします。
この時、外くるぶしの前や下に痛みがきます。
腫れたり、押さえると痛みがあり、歩くのにも痛みで足を引きずるようになります。
痛みのきつい時や歩けない時は靭帯の断裂や骨折の可能性もあるので必ず受診して下さいね!
今回のテーピングは中程度、または軽度の靭帯損傷の場合や回復期のためのテーピングです。
足首から足の甲での捻挫テーピングはこちら↓
足関節の構造
写真のように、足のつま先の方から内側に捻れるので、外くるぶしのところを傷めます。
つま先の方から捻ると最初に前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯の順番に引き伸ばされます。
そして見落とせないのが前脛腓靭帯です。
これは脛骨と腓骨の2本の骨が離れないように結びつけている靭帯で、外くるぶしの靭帯を傷める時に同時に損傷していることが多いです。
前脛腓靭帯が損傷すると、足に体重がかかった時に脛骨と腓骨の2本の骨が離れようとする力が働きます。
前脛腓靭帯の損傷は足の固定と、体重をかけさせないようにすることが大切です。
足首テーピングの貼り方
準備
用意するのは5㎝幅のキネシオタイプのテーピングです。
橋本接骨院ではGONTEXマルチカラーテーピングを使用しています。
受付窓口でも1ロール1000円で販売していますよ!
50㎝の長さにカットしたもの3本
40㎝を1本用意します。
わかりやすいように色をそれぞれ変えています。
角は丸くしておいた方が剥がれにくいです。
①内くるぶしから外くるぶしへのテープ
内くるぶしを覆うようにテープをスタートさせます。
ここではテープは引っ張らないで下さいね。
足裏の踵の前を通過し、外くるぶしへ向かいます。
踵からテープを少しだけ引っ張り、外くるぶしを通過して下腿の外側を貼ります。
②薬指からの螺旋テープ
足の薬指側からスタートします。
螺旋状に斜めに足底を通過し、外くるぶしの前を通る。
この足底から足背までは少しテープを引っ張って貼る。
足首からさらに1周して終わる。
③親指からの螺旋テープ
3本目のテープは足の親指と人差し指の間から斜めにスタートします。
螺旋に足の裏を通過し、足関節の背側中央で交差するように貼る。
この足裏から足背にかけてテープを少し引っ張りながら貼り付けて下さい。
足首を1周して終わります。
青とピンクのテープはそれぞれ、足の正中の位置で交差しています。
④薬指から再度螺旋テープ
薬指から再度斜めにテープを貼る。
最初の青のテープに三分の一を重ねて同じ走行で貼りましょう。
足のくるぶしを通過します。
この時テープを少し引っ張って下さい。
螺旋状に巻き上げ、足首で終了します。
足首テーピング(外くるぶし)の完成
前から
外側から
内側から
後面から
[char no=”1″ char=”橋本”]今回の足首のテーピングは軽度から中程度の捻挫に適応します。しかし、程度の大きな捻挫は包帯固定や場合によっては板やギプスなどの固定が必要となる場合もあります。テーピングをしていても痛い場合は自己判断せずに接骨院、整骨院や医療機関での診察を受けて下さいね![/char]
捻挫は接骨院・整骨院の得意分野です。
マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
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