村岡ダブルフルウルトラマラソンに挑まれたランナーの方々、お疲れさまでした!
44㌔、66㌔、88㌔、100㌔、そして120㌔のコースがあり、どれもが過酷な高低差で人気の山岳レースです。
無事に完走出来た方、来年へのリベンジに燃える方、120㌔の勇者の道を達成された方、結果はいろいろですが村岡に挑まれた方すべての方を尊敬します!皆さんすべてが「勇者」です!
モートン病
足の指の間や付け根に起こる痛みやしびれ、灼熱感を特徴とする痛みです。
特に足の構造上第3~4足趾間に多く発症しやすいです。
思い返せば、私がランニングを始めた25年前に最初に痛めたのがモートン病です。
当時、河川敷の土道を10㌔半年間ランニングを続け、走るのが楽しくなってきた頃に走るコースを舗装路に変えてみました。
それまで足に痛みを感じたこともなかったのに足の指の付け根に違和感がありましたが、疲労からのものだろうと思い、さらに数日、軽い痛みもありましたが我慢して走っていました。
しかし、突然ランニング中に激しい痛みと焼けつくような感覚が足に出現し、歩くのも、足を地面につけるのも不可能なほどの痛みでした。
勤務していた接骨院でアイシングをしてテーピング、包帯固定をおこないましたが、治るのに3週間かかりました。モートン病については臨床で多くの患者さんを診てきた経験もあったし、当時、時々参加させていただいていた走友会の方たちにもモートン病で悩まれている方がいて予防のためのテーピング等で施術していたのに、まさか自分自身も発症してしまったことにショックを受けたことを今でも思い出します。
モートン病の原因
幅の狭いシューズを履いたり、坂道などで足の指を強く反らすことが原因になりやすいです。
特にサイズの合わないきついシューズだと、足の神経が圧迫されやすくなります。またランナーでなくても女性の場合、かかとが高いハイヒールなどは、モートン病を発症する足指の付け根を支点に体重や衝撃がかかることになり、無理に体を支えようとして神経を刺激しやすいので注意が必要ですよ!
圧迫された部位の近くの神経に良性の腫瘍(神経腫)ができ、これが痛みの原因となります。
繰り返される足への衝撃も原因になりやすいです。私がモートン病になった時のシューズはレース用の底の薄いランニングシューズでした。普段のランニング練習に使うには向かないものです。シューズの選択も大切ですよ!
衝撃を受けきれない足とは
足の親指の付け根と小指の付け根、そしてかかとの3点で体重を支え、それぞれを結ぶ線が弧を描くようカーブしているのが正常な足のアーチです。
このアーチでランニングの衝撃をバネのように吸収しています。
この足のアーチが崩れて開帳足や扁平足になると、地面からの衝撃がそのまま足全体に伝わってしまうことになります。
モートン病の対策
まずはシューズを見直してください。底の薄いシューズで日々走っていませんか?
シューズの幅はきちんと測って購入していますか?
女性の方は普段、ハイヒールを履いていませんか?
症状が軽ければ中足パッドやインソールで対策しましょう!
テーピングも有効です。
ひどくなって歩けないなんてことになる前に対策をしましょう!
おかしいと思ったら早めに来院してくださいね!
テーピングについて、マラソン前のメンテナンス、走った後の疲労回復、ランニングでの痛みなどお気軽にご相談ください。
橋本接骨院はランナーの皆様を応援致します。
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